【部活パワハラ指導問題】監督による暴言や暴力はなくなるのか?

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先日、星稜高校サッカー部の監督が部員に対して暴言や暴力をしていたなどのパワハラ指導が明るみに出ました。

数年前から大きく取り上げられるようになった

部活指導者による暴言や暴力

このような行為をパワハラという言葉で片付けていいのかどうかという問題もありますが、強豪校ほど問題が発覚するパターンが多いですよね。


今年は、プロの世界でもパワハラ問題が取り上げられました。

サッカー界では湘南ベルマーレの曺貴裁前監督がスタッフや選手にパワハラをしていたことが問題視され、野球界でも広島カープの緒方孝一前監督の鉄拳制裁が話題になりました。


暴力的な指導がこれだけ問題視されているにも関わらず、なぜパワハラ指導は一向に減ってきていないのでしょうか?

なぜ繰り返されるのかを考えてみたいと思います。


スポーツ界のパワハラ指導について


恐怖で支配すると結果が出やすい

結論から言いますと、

褒めて伸ばすより、恐怖で支配した方が手っ取り早く結果を出せるから

だと思います。


これはスポーツ界のみならず、一般の会社でも似たようなことはあると思うんですよね。

僕自身も経験したことがあるのですが、規則で縛り、結果が出ないと罵倒されたり机をバンっと叩きながら怒鳴り散らす上司と一緒に仕事をしていた時は結果を出せていたことが多いです。

結果は出せるので、周りからの評価も高くなるんですよね。

あの上司はやり手だ!

と、社内でも評判でした。ふざけるな!って思っていましたけど…


では、なぜ結果が出せていたのか?考えてみた結果、2つのことが思い浮かびました。

1)言ってることは間違ってない

罵倒したり暴言吐かれたりしましたが、仕事に関しては本当に能力の高い上司でした。

悔しいですが、上司の言った通りやると結果が出るんですよね。


2)怒られたくない一心で必死になった

手を抜けば怒られる。しかも、もの凄い剣幕で…

人間誰しも罵倒されたり怒鳴られたりするのは嫌ですよね。

言われたくない。怒られたくない

その一心で、必死に結果を出そうと努力していたような気がします。

必死にやることで、結果が出やすい状況になっていたのだと思います。


それともう1つ、結果が出ると褒めてくれるんですよね。結果が出なくても、罵倒した後に必死でやってることは認めてくれたり…

問題になった指導者達は意外と好評価だったりすることが多いのですが、人間の曹操術に長けているというか、誤解を受ける言い方になりますが、ある意味では人の動かし方が上手いのでしょう。


その上司は社内の派閥争いに敗れてしまい左遷されてしましましたが(その後退職した)、その後の僕は、退職するまでの期間でその上司がいた時の成績を超えたことはないですね。


スポーツ界に限らず、パワハラ指導が後を立たないのは、人間心理を上手く利用していることによって起こっているのかもしれません。


実情を知らない周りが持ち上げる

結果を出していると、周りからも認められますし、少々の問題は目を瞑ることが多いです。

これも、スポーツ界だけでなく一般社会でも同じですね。

結果を出している社員は、少々の横着は許される雰囲気があるように思います。


また、結果を出すことで外部からの評価が上がります。

外部の人間は内部のことなど全く知りません。知っているのは結果を出すという事実だけなんです。

結果を出す→能力がある→素晴らしいという外部評価になり、内部では問題視されていても中々改善しにくい雰囲気になるんですよね。


下手すると、外部から

何故あのような素晴らしい指導者を変えたのか?

と、批判や圧力がかかってしまいます。


それでも後任が結果を出すことができれば問題ないですが、恐怖で支配していた指導者がいなくなると、多くの場合、雰囲気が一気に緩むんですよね。

その緩んだ雰囲気を立て直すのはかなり難しいんですよ。

僕の会社の場合も、後任の上司は結果が落ちたと責任を取らされてあっさり人事異動になってしまいました。


やり方がパワハラであろうと、結果を出すことで、学校やクラブの外部評価も上がります。

上がってしまった生活水準を下げるのが難しいのと同じで、学校やクラブが一度名声を得ると、落ちぶれたくないと守りに入ってしまいます。

結果、内部では処理できない空気になってしまうのだと思います。


都度声を上げて潰していくしかない

正直言って、パワハラ指導をなくすのは残念ながら困難というか不可能に近いと思います。

先程も書いたように、恐怖で支配すると結果を得やすいんです。

この事実を知っている人間が指導者になれば、やはりパワハラ指導が行われてしまうのではないでしょうか。


パワハラ指導をなくしていくためには、その都度声を上げるしかありません。

いじめに似たようなところがあると思います。

パワハラ指導が問題になり、何年も何十年経っても、同じ問題は起こり続けると思います。

戦うことは怖いですが、その都度1つずつ潰していくしか方法はないように思います。

もちろん、パワハラ指導はあってはならないですし、僕自身パワハラ指導を肯定しているわけではありません。


大事なことは、声を上げやすい世の中にしていくことなのかなと思います。


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