【第99回天皇杯決勝】ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ

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6年ぶりに国立競技場での開催となったサッカー天皇杯決勝。

新国立競技場でのスポーツイベントのこけら落としとなった試合。

全体に屋根がつき、今までよりもサポーターの声が響き渡る国立(この試合は特に神戸サポーターの声援が凄かったです)


新たな国立の歴史を作っていくファーストゲームを戦う2チームがこちら。

今年でチーム創設25周年。初めてのタイトル獲得を目指すヴィッセル神戸。

この試合が元スペイン代表ダビド・ビジャ選手の引退ゲームになります。

対戦相手は、国内通算20冠。王者・鹿島アントラーズ。

今シーズンはACLも含めて4冠の可能性があったのですが、3つのタイトルを逃していて、天皇杯が最後のタイトル獲得チャンスになります。


天皇杯決勝 ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ


試合結果

ヴィッセル神戸 20 鹿島アントラーズ

【得点者】

18分:オウンゴール

38分:藤本憲明(神戸)


鹿島らしくない失点で神戸が先制

ゲーム開始直後は鹿島がボールを支配してゲームを進めます。

神戸のキープレーヤー・イニエスタ選手に鹿島ボランチが徹底マーク。ボールのとりどころをイニエスタ選手に設定した守備が機能してハーフコートゲームのような様相を呈していました。

しかし、さすがイニエスタ選手。

鹿島ボランチが追えなくなる位置まで下がることより、少し下がった位置からゲームメークします。

また、自らが中盤でボールを奪って前に出ることで高い位置でゲームメイクを可能にしていました。

鹿島は、イニエスタ選手に関するマークの決め事はあったのだと思います。基本的にはボランチのどちらかがマークして、ボランチがマークできない時は右SHの名古新太郎選手が厳しくチェックに行っていました。


ところが、チームとして神戸の攻撃をどう守るかという部分の整理がされていなかったように見えました。

イニエスタ選手が巧みなポジション取りでゲームメークできるようになると、両サイドをとにかく崩され続けました。

そして18分、左サイドを強引突破したポドルスキー選手が折り返し。鹿島GKクォン・スンテ選手が弾いボールがDF犬飼智也選手の足に当たってオウンゴール。

鹿島にとってはアンラッキーかもしれないですが、神戸が攻める姿勢を見せた結果の先制点でした。


その後も両サイドを崩され続ける鹿島。

この試合の前半は鹿島の両サイドMFが攻守に全く良いところなし。2人とも殆どボールに触ることがなく、守備面でもいいところが全くありませんでした。

38分には、右サイドを突破した西大伍選手のクロスを犬飼選手がミスキック。こぼれ球が藤本選手に当たって神戸が追加点。

神戸有利で前半が終わります。こんなにも鹿島らしくない試合は初めて見るくらい酷い前半でした。


システム変更が流れを変えるが神戸ディフェンスがしっかり守る

後半に入り、鹿島は土居聖真選手を投入するも流れは変わらず。

更に名古選手が怪我により山本脩斗選手と交代し、鹿島は4バックから3バックに変更します。

しかし、この緊急的ともいえるシステム変更が鹿島に流れを引き寄せます。


神戸と同じ並びのシステムになったことで、マッチアップがはっきりした鹿島の選手達の動きが明らかに変わりました。

また、両WBが高い位置取りをすることで神戸のWBを下げることに成功。神戸陣内でボールを奪うことができるようになり、鹿島の攻撃の連鎖が止まらなくなってきました。


これに対し、神戸はチーム全体でブロックを敷き、鹿島にシュートを打たせません。

鹿島は神戸ディフェンスの外側でボール回しができるのですが、決定的な縦パスを入れることができませんでした。

少しでもボールを下げると、古橋選手と藤本選手が徹底的に追いかけ回し、クロスをあげようにも神戸3バックの3人が高くて単純なクロスも入れることができず…


いたずらに時間だけが過ぎていき、そのままタイムアップ。

終わってみればヴィッセル神戸の完勝!神戸がついに初タイトルを獲得しました。


両クラブ共に来シーズンは大変?

天皇杯を制して初タイトルを獲得したヴィッセル神戸。これにより、神戸は来シーズンのACL出場権を手にしました。

更に、シーズン前にはゼロックススーパーカップも戦うわけですが、ACLは来月10日から開幕します。

イニエスタ選手やポドルスキー選手など豪華メンバーに加え、日本人選手山口蛍選手や古橋選手など実力があるメンバーが揃っている神戸ですが、選手層は決して厚くないチームなだけに、どのくらい補強ができるのかがポイントです。

既に水面下で動いているとは思いますが、どこまで補強できるのか?そして補強選手がチームにちゃんとフィットするのか?

一歩間違えるとリーグで残留争いをしなければいけなくなる危険性があります。

天皇杯優勝チームは、次のシーズンが本当に大変ですよね。


鹿島はもっと大変です。…というのも1月28日にはACLのプレーオフが始まるんですよね。

U-23選手権に呼ばれている選手もいますし、監督も変わるし、正念場のシーズンになるかもしれません。


元日に決勝をすることは日本サッカーの伝統なのかもしれませんが、時代に合わせて日程も変化していかなければいけないと思います。

どうしても元日に試合をしたいということで有れば、結果がACLに影響しないルヴァン杯の決勝とか、ゼロックススーパーカップを行う方がいいかなと思います。


リベルタサッカースクール


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