【タリバンの侵攻が一気に加速】アフガニスタンで20年振りの政権交代か!?


コロナウイルスの陽性者数が一気に増えています。

一部ではロックダウンとかいう声も出てきているようですが、私権制限できない現行の憲法ではロックダウンは無理でしょう。

メディアでは菅義偉首相はロックダウンに否定的と書かれていますが、否定的というかできないんですけどね…

でも、現行法ではロックダウンできないってはっきり言うとマスコミがよりうるさくなりそうだし…

今の憲法の枠組みで出来るとかいう専門家が出てきたりして余計にややこしい話になってきちゃうのではっきり言わないだけかと思いますよ。

コロナとは付き合っていかなければいけないのだから、マスクの着用と手洗い・うがいを徹底して極力普段通りの生活をした方がいい段階に入ってると思いますけどね。。。



さて、海外に目を向けるとアフガニスタンでは政権交代の動きが出てきています。

それも一瞬にして、、、



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アフガニスタンでタリバンが再び政権奪取!?


なぜタリバンが急激に勢力を伸ばせたのか?

タリバンと聞くと思い出されるのは2001年の同時多発テロですね。

国際テロ組織『アルカイダ』の故・ウサマ・ヴィン・ラディン氏を匿っていたことでアメリカと戦い敗れました。

敗れたと言ってもタリバンが解散したわけではないんですよね。

その後もアフガニスタンに駐留を続けたアメリカ軍や、アメリカ主導で誕生した新アフガニスタン政権の軍とタリバンは戦闘状態にあったわけです。


そのような状態が20年近く続いていたのですが、2020年の3月・当時のアメリカ大統領だったトランプ氏とタリバンが和平を結びました。

これにより、アメリカ軍はアフガニスタンからの撤退をタリバンと約束することになります。(タリバン側も、タリバンの支配地域ではアルカイダなどの過激派組織の活動を認めないことなどを約束)

バイデン現アメリカ大統領もアフガニスタンからの撤退を引き継ぎ、今月末でアメリカ軍はアフガニスタンから完全撤退する予定の中で起こった出来事でした。

和平交渉がタリバンが盛り返すきっかけになってしまったような気がしちゃいますね。

加えてバイデン政権がタリバンの動きが活発になってきても、それほど気にすることなく予定通りに撤退しようとしていたことが決定打になったのではないかと思います。


僅か数日でアフガニスタンの首都・カブールを占拠したタリバン。

アメリカもただ撤退するだけでなく、アフガニスタン政権側に武器の提供などを行っており、またタリバンが持っていない空軍という戦力も政権側にありました。

にも関わらず、あっという間にほぼ敗北状態に追い込まれてしまいました。

どうやら、アフガニスタン政権は腐敗がかなり進んでいたことでアフガニスタン国内での求心力もそこまで高くはなかったようですね。


そもそも、アメリカも『対テロ戦争』という名目でアフガニスタンに侵攻したわけで、アフガニスタンの民主化が主目的ではありませんでしたし、20年近くタリバンと戦ったところで疲弊するだけでメリットはあまりないことから撤退を決定したわけです。

ですが、今回の出来事でアメリカのアフガン政策は失敗したと印象が付いてしまったのはアメリカにとってはかなり痛いのかなと思います。


タリバンはどんな組織なの?

タリバンは1990年代にパキスタン北部で台頭した組織です。

当時のアフガニスタンは80年代にアフガニスタンを侵攻していたソ連が撤退し、そのソ連と戦っていたムジャヒディンが争っている状態でした。

そんな中で急速に力を拡大していったタリバンは1996年に首都・カブールを制圧してアフガニスタンのほぼ全土を影響下に置くことになります。

最初は道路を作ったり支配地域の安全を確保して商売を活性化させるなどタリバンは好印象だったそうです。

ですが、タリバンは『シャリア法』の独自解釈に沿った罰則を導入します。

例えば、テレビや音楽・映画を禁止したり、女の子が学校に通うことを認めなかったり。

また、アフガニスタンにある仏教遺跡を爆破したりするなど、国際的に非難を浴びたりもしました。


今回、再びタリバンが政権を握ることで、以前のような厳格な規律の下で生活しなければいけなくなるのではないかという不安があります。

飛行機にしがみついてでも国外に脱出しようとしているアフガニスタンの人達の話題がニュースになっていたのはそういった理由からです。

タリバンの幹部は以前のような厳格な規律は作らないと言っているそうですが、末端の組織員まで周知徹底しているかどうかは不明です。


中国が支援した?

今回のタリバン侵攻に関して中国が関与しているのではないかという話がありますね。

中国の王毅外相とタリバン幹部の代表団は先月に中国の天津で会談をしています。

内容はアフガニスタンが分離独立勢力の拠点になることはないことを約束する見返りに、中国が復興のための経済支援をするというものです。

アフガニスタン政権ではなくタリバンと約束するってのがきな臭いというかなんというか…

いち早く、中国は『タリバンとの友好関係発展の用意がある』と発信しています。


中国がなぜタリバンを歓迎するのかというと、中国が掲げる『一帯一路構想』においてアフガニスタンは地理的に重要な国なんですよね。

一帯一路とは、中国とヨーロッパを陸路で結ぶ交易政策のことです。

アフガニスタンはイランのお隣の国です。

今までのアフガニスタンはアメリカの影響下にあったため、中国→イラン間の陸路が寸断されていました。

ですが、今回アメリカがアフガニスタンから撤退。

タリバンを支援してアフガニスタンでの中国の影響力を高めることで、中国→イラン間の陸路が繋がり、一帯一路構想に近づくことができるんですね。

1980年代にソ連が失敗し、今回はアメリカが失敗したアフガニスタンへの大国関与。

今度は中国が関与しようとしているわけですが、果たしてうまくいくのでしょうか。


対岸の火事ではないアフガニスタン

日本にとって、今回のアフガニスタン情勢は他人事ではありません。

日本国内にもたくさんの米軍基地があり、ある意味では米軍に守られていると言ってもいい状態です。

今後、中国が台湾や尖閣諸島への進出をこれまで以上に本格化してくるのではないかという懸念があります。

アフガニスタンのように米軍が日本から撤退することは絶対にないと思いますが、規模を縮小する可能性はもしかするとあるかもしれません。

アメリカの強力な後ろ盾があるうちは問題ないかもしれませんが、アメリカの影響力が何らか形で落ちてしまった時、そのタイミングで有事が起こってしまったら…

飛行機にしがみついてでも国外へ脱出しようとするあのニュースが日本でも起こりうるかも?しれませんね…

正直言ってそうなることは100%に近い確率でないと思いますが、自分の国は自分達でしっかりと守っていきたいものですね。

(勘違いのないように言っておきますが、米軍に撤退してほしいとは全く思ってないです)

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